ひらがな、カタカナをマスターしても立ちはだかってくる漢字学習の壁。海外在住で毎日の生活の中に日本語があまりない子どもたちにとっては、勉強しても勉強しても、なじんでいくことは難しいのが漢字です。そのためバイリンガルキッズにとって『漢字は楽しい、おもしろい』と思えるかどうか、が日本語学習の分かれ目といっても過言ではありません。楽しみながら学習するには、マンガや図鑑、歌など、興味があるものから覚えるのが一番です。
根気よくやるしかないのが漢字学習。普段の生活でほとんど見ること、使うことのない言葉を勉強していくわけですから、すぐに忘れてしまって毎回1から勉強し直しになってしまうのは、みんな同じ。そこでがっかりして、いやになってしまう気持ちもよくわかります。でもそれでも少しずつでも積み重ねていくしか、近道はありません。それでも頑張っているお子さんをどうか励ましてほめてあげてくださいね。
今回は、海外在住のバイリンガルキッズにおすすめの、「楽しく学べる漢字ドリル」をピックアップしました。最近は工夫された漢字ドリルもたくさん出ていますので、お子さんの興味に応じてぜひトライしてみてください。
★漢字学習の際に気を付けたいポイントはこちら。【Coming Soon】
おすすめ漢字ドリル
1.【1年生】しくじり動物かん字ドリル
動物の「爆笑」「おもしろ」「へんてこ」「びっくり」ネタを240個以上満載。
大切な漢字の学び始めにぴったりの『笑って楽しく学べる漢字ドリル』!
・小学1年生で学習する漢字を網羅。文章の中で漢字を覚えられる。
・2コマ、4コマ漫画のセリフの穴埋めで復習もばっちり。
・動物についての知識とともに、楽しみながら学習できる。
動物の爆笑ネタ、おもしろネタ240個以上が例文になっているので、楽しみながら学習できますね。
マンガもついているので、あまり勉強した、という雰囲気でなく、いつの間にか勉強にもなっているというのが良いと思います。
2.【各1~3年生】ドラえもん はじめての漢字ドリル
みんなが大好きなドラえもんがナビゲート。
姉妹版の『どらえもんはじめての漢字辞典』をベースにした内容のつまった一冊。
・小学1年生で学習する漢字を網羅。文章の中で漢字を覚えられる。
・2コマ、4コマ漫画のセリフの穴埋めで復習もばっちり。
・動物についての知識とともに、楽しみながら学習できる。
3.【各1~6年生】ダジャレでおぼえる漢字とことば
各学年に応じ、書き順や読み方など基本がばっちり掲載されている漢字ドリル。
ダジャレで楽しみながら、四字熟語や慣用句など、多様な表現を学ぶのに最適です。
・ダジャレで言葉遊びを楽しみながら、例文の中で漢字の使い方を学べる。
・文章を読むことで、音訓読みを自然に習得。
・ダジャレだけでなく、四字熟語や慣用句などを使った多様な例文を掲載。
・漢字の書き順などのポイントはしっかり押さえ、効率よく学習ができる。
・1年生から6年生まで各学年の学習要綱に準じている。
4.【共通】図鑑漢字ドリルシリーズ 1~6年生
“好き! “をモチベーションに学年を問わず始めることができます。
「文章の中で漢字をどう使うか」がわかり、楽しみながら実践力が身につきます。
・興味に応じて選べるので、学習意欲がわきやすい。
・問題を解くことで、それぞれのテーマに関する知識と「漢字」がいっしょに身につく。
・1冊で、小学校6年間で習う漢字1026字をすべて出題。
・問題は図鑑の解説のあなうめ形式。
・出題は1~10のレベル別になっている。
・書き取りマスの色で何年生の漢字かがわかるので、ある程度年齢に応じた学習ができ、先取り学習も可能。
・オールカラーで迫力のある写真が多数あり。
■巻頭には学年別の漢字一覧つき。音読み、訓読み、画数、部首を掲載。
5.【各1~6年】うんこドリル 漢字シリーズ
ぎゃははと笑いながら勉強することも時には必要。あまり好まれないご家庭もあるかもしれませんが、子供たちが楽しく勉強できれば、それにこしたことはありません。特に低学年のこどもたちには喜ばれます。そして案外(?)ちゃんと書き順や書く際の注意点が書かれているのもポイントです。漢字を面白いと思う最初のとっかかりのドリルとなるでしょう。
・例文がすべてうんこに関係するもので、楽しみながら勉強できる。
・書き順、「止める」「払う」など、書く際の注意点もきちんと書いてある。
・例文にも音訓読みが網羅され、笑いながらも確実に学ぶことができる。
・大きな見本で見やすく、とめはねなどの書く際の注意点や間違いやすいポイント、書き順などを詳しく解説してある。
・1年生は1ページ1漢字、2年生以降は1ページに2漢字だけで書きやすく工夫されている。
■巻頭に画数索引付き。各漢字に音読み、訓読み、画数、その漢字を使ったことばを掲載。
6.【各1~6年】小学漢字 (早ね早おき朝5分ドリル)
すき間時間や朝の5分に、「とりあえずこれやって」といえる短時間でできる漢字ドリル。達成感を持たせやすく、小さいステップの積み重ねができるので忙しいバイリンガルキッズに最適です。
・一日たったの5分だから忙しい毎日でも取り組みやすく、続けやすい!
・スキマ時間の活用や、基礎固めにもオススメ。
・例題つきで、解き方がしっかりわかります。毎日コツコツ続けやすい問題数。
・達成シート&シールつきで、達成感を味わえるからがんばれる!
・反復学習で基礎力定着を目指す「影山メソッド」の影山先生監修。
7.【共通】正しく使えるようになる 小学全漢字の総復習
ある程度漢字学習が進んできたら使ってみたい総合漢字ドリル。バイリンガルキッズは学習学年にこだわるよりも、出てきた時に部首などから関連付けて覚えていくことが大事です。
・『学年別問題』と「テーマ別問題」に分かれているので、まず各学年ごとの確認をして復習でき、その後「テーマ別」に漢字の正しい使い方を学習できる。
・1冊で、小学校6年間で習う漢字1026字をすべて出題。
・問題の下段に「漢字を正しく書くコツ」「送り仮名」「四字熟語」「対義語」「類義語」「熟語の構成」などのコラムを掲載書き順などのポイントが書いてあり、復習に最適。
・先取り学習や俯瞰的な総合学習に役立つ。
8.【小1・2】キラキラ☆おうちスタディドリル かん字
かわいいもの好きな子なら、飛びつくキラキラドリル。かわいらしいイラストと三大付録で、楽しみながら勉強できます。最初に「楽しい!」と思えるかどうかは、今後の勉強を左右するので、キャラクターやテーマなど、なにかしらお子さんの興味を引くもので勉強を始めましょう。
・「練習ページ」「復習テスト」「お楽しみページ」で構成され、楽しみながら学習を進めていける。
・オールカラーで、見やすく興味を引かれるページ作り。
・1回2ページ全50回。つめこみすぎず、達成感を味わえる。
・漢字の読み書き、書き順、とめはねはらいなど、基本をしっかりマスター。
・「魔法」や「日常生活」をテーマにした例文で、理解しやすい。
・考える力を養う問題、漢字への関心を高める問題ほか、「おたのしみページ」を多数収録。
・「新学習指導要領」にも対応。
9.【各1~6年】リラックマ学習ドリル
日本のかわいらしいキャラクターは、海外在住のバイリンガルキッズにも人気です。リラックマの漢字ドリルは迷路やゲーム、ぬりえなどのお楽しみ要素を盛り込みながらも、音訓読み、書き順もしっかり掲載。
・カラーでかわいらしいリラックマのイラストでモチベーションもアップ。
・書き順、書き方、読み方をしっかり掲載。
・各学年で習う漢字をすべて網羅。
・気分転換できるミニぬりえや迷路、ゲームもあり、楽しみながら学習できる。
・リラックマのシールがたくさんついていて、一歩一歩学習が進む感覚を持つことができる。
10.【共通】東京リベンジャーズ 復習 漢字ドリル
大人気の東京リベンジャーズの漢字ドリル。東京リベンジャーズの仲間と一緒に小学生の漢字1026字を総復習!タケミチやマイキーら東京卍會のメンバーの名台詞を書きながら、漢字練習ができます。小学生だけでなく、中学、高校生の復習にも楽しみながら勉強できて最適です。
・アニメ「東京リベンジャーズ」のストーリーに沿った文章を穴埋めしながら実際に書くことで、
実践的な漢字力が身につく。
・レベルによって学年ごと(3~6年)の漢字が出てくるので、それぞれの学年に合わせて復習できる。
・オリジナルの東京リベンジャーズのスペシャルステッカーつき!
・2020年からの新学習指導要領対応。
・巻末には小学1~6年生で習う1026字の漢字一覧も掲載。
まとめ
漢字学習を続けるコツは「楽しいと思える」こと。そのためには、単に漢字を何度も書く、という方法は効果的ではなく、日常の中でなじみのない日本語がますます遠いものになっていってしまいます。
1.書き順、書く上でのポイントをきちんとチェックできる。
2.文章の中で覚える。
3.楽しみながら学習する。
このような観点で、漢字プラスアルファで楽しめるドリルをぜひ探してみてくださいね。