【漢字】2022年 バイリンガルキッズにおすすめの漢字辞典

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オンラインの辞典や電子書籍が増えてきた現在、特に海外に住んでいると国語辞典や漢字辞典を持っていない、使い方を知らないバイリンガルキッズも多いと思います。

まず入手するのが難しく、重量も重いことからまあいいかと思いがちなのですが(かくいう私も息子が小2まで持っていませんでした。)学年が上がるにつれ、その都度書き順やトメ、ハネなどのポイントを確認することが大切になってきます。また、パラパラとめくることで前後や周りに載っている言葉や漢字を目に入れる、見慣れる、ということも学習機会を増やすために小さくても重要な機会です。国語辞典と漢字辞典は学習の際、隣においておいて、「その都度調べる」ということを心がけてみてください。

また最後にどうしても手に入れるのが難しい場合、アプリを使うということもできるので、そちらも参考にしてみてください。

目次

1.漢字辞典を選ぶときの注意点

いろいろな種類の漢字辞典が出ているので、選ぶときにどれがいいのか迷ってしまうと思いますが、選ぶときの注意点をまとめてみました。

漢字辞典を選ぶときの注意点

1.イラストなどで説明がわかりやすい
2.漢字の成り立ちや意味などが記載してある
3.書き順、部首がわかりやすく書かれている
4.習う学年ごとにまとめてあり、部首や音訓さくいんがついている
5,漢字全てにふりがながついている
6.漢字の音訓の読み方やそれを使った単語、熟語、例文などが豊富である

基本的にこうした点を確認することと、あまり内容が難しすぎないこと、イラストや写真が多く使われていて一目でわかるようなものがおすすめです。特にバイリンガルキッズは、日本特有の名称や言いまわしになじみがなく、日本に住んでいれば当然知っていることや、日々の生活の中で自然と目や耳に入っている言葉が抜け落ちていることが多々あります。そのため、ネイティブの子どもたちよりももっと丁寧に、わかりやすく言葉を説明する必要があります。

ネイティブである私たち保護者は、つい「わかっているだろう」という前提で話してしまいますが、そうではないこと、育っている環境が違うということを忘れずに接していかなくてはいけません。そうすれば「こんなことも知らないの?」「なんでこんな簡単な答えもわからないの?」という不用意な言葉はぐっと飲みこめるでしょう。(これは私自身の戒めです。)

では、次にバイリンガルキッズにおすすめの漢字辞典をご紹介します。

2.バイリンガルキッズにおすすめの漢字辞典 

1.【小学館】ドラえもん はじめての漢字辞典

1年生、2年生は漢字1文字につき1ページを割き、とめ、はね、はらいを、キャラクターのユニークなイラストとともにわかりやすく説明。初めて漢字辞典を持つ低学年でも入りやすく工夫されています。また成り立ちやその漢字にまつわるミニコラムもついていて、その漢字の背景も一緒に勉強できます。

おすすめポイント

・習う学年ごとに、部首順になっている。
・なりたちや漢字にまつわるコラムが豊富で楽しみながら知識を増やせる。
・1、2年生の総画数5画までの漢字にはとめ、はね、はらいとともに筆順がわかりやすく→で示されている。
・漢字の読み方ごとに、熟語、単語が並んでいる。
・漢字すべてにフリガナがついているので、未習漢字も読むことができる。
・音訓さくいん、総画さくいん、部首で探すことができる。

このドラえもんの漢字辞典は私自身もレッスンの参考にしたり、息子も使っており、使いやすくわかりやすく、初めての漢字辞典としておすすめです!

2.【小学館】例解学習漢字辞典 ドラえもん

小学生向け人気NO1漢字辞典のドラえもん。新学習指導要領に対応しており、類書中最多の総見出し熟語数25,000語、総収録熟語数38,000語を誇ります。また、慣用句・ことわざ・四字熟語も数多く収録しているだけでなく、コラムも豊富で楽しみながら知識を広げられます。

おすすめポイント

・類書中最多の総見出し熟語数25,000語、収録熟語数38,000語を収録!
・慣用句、ことわざ、四字熟語も多数収録。
・部首を教科書に沿った読み方で並べ、わかりやすく表示。
・オールカラー、イラスト豊富で見やすく、楽しみながら調べられる。
・すべての漢字にフリガナがついていて、1年生から使うことができる。
・部首ナビですばやく漢字を見つけることができる。
・豊富なイラストのついた付録も充実!『漢字の起こり』『筆順の決まり』『字体と書体』などの知識が広がる。

「ドラえもん はじめての漢字辞典」より読み物が多いので、小学中学年以降によいでしょう。

3.【ベネッセコーポレーション】チャレンジ 小学漢字辞典 カラー版

皆さんご存じの「こどもチャレンジ」のベネッセコーポレーションから出されている漢字辞典です。初版以来35年のノウハウを生かした「漢字が好きになる」工夫がたくさん。漢字を絵や図形として捉えることの多いバイリンガルキッズにも、部首をとっかかりとした解説や仲間わけでわかりやすくなっています。

おすすめポイント

・とめる、はねるなど書き方のポイントや注意点、筆順をすべて表示。
・25,000語以上の熟語、520項目のことわざ・四字熟語・故事成語を収録。
・フルカラー、500点のイラスト、の見やすいページとすべての漢字にフリガナ付き。
・意味による漢字の使い分けがかわいいイラストで解説してある。
・部首イラストや部首の解説で、仲間の漢字をまとめて学習しやすい。
・前頁に部首を掲載順に表示したり、ヘルプ見出しで辞書の引きやすさに工夫がある。
・漢字だけでなく、「故事成語」や「漢詩」などちょっと難しい内容もコラムでわかりやすく解説。
・漢字辞典の引き方が一目でわかる「おたすけ使い方カード」や「おもしろ漢字クイズブック」などの楽しい付録つき。

さすが「こどもチャレンジ」のベネッセコーポレーション、わかりやすい工夫がたくさんです。

4.【学研プラス】新レインボー小学漢字辞典(オールカラー)

「とにかく見やすくわかりやすく」工夫された紙面で、様々な角度から漢字にアプローチできる漢字辞典です。また「四字熟語さくいん」「故事成語さくいん」「句さくいん」でことわざ・慣用句・四字熟語、また「なりたちさくいん」や「植物・動物さくいん」など、類書中最多の12種類もの索引方法が掲載されているので、興味をもったものから簡単に漢字をさがせます。

おすすめポイント

・常用漢字と人名用漢字のほか、よく使う漢字も含めて3150字、熟語は37,500語を収録。
・とにかく引きやすく、わかりやすく工夫された紙面づくり。
・漢字の成り立ちをその種類も含めて掲載。
・書き分け、使い分けの難しい言葉も、イラスト付きで詳しく解説してある。
・全ページカラーで、イラストや写真が多い。
・漢字や熟語の成り立ちや組み立てについての解説つき。
・付録の「まんがでわかる漢字辞典の使い方」で引き方も勉強できる。
・学研だけの軽量でめくりやすい特注の紙を使用していて扱いやすい。

イラストだけでなく写真も豊富なので、日本の事柄になじみがあまりないバイリンガルキッズにもわかりやすい説明になっています。

5.すみっコぐらし はじめての漢字辞典 

オールカラーで、全ページに「すみっコぐらし」のイラスト満載。学習する学年順に掲載されているので調べやすく、「音訓さくいん」「総画さくいん」「部首さくいん」などからも引くことができます。かわいらしい「すみっコたち」のイラストを眺めながら楽しく勉強できます。

おすすめポイント

・『すみっコぐらし』イラストを見ながら楽しく学べる。
・小学校で習う1026字を収録。
・基本的な読み方、筆順、部首、画数などのほか、とめ、はらいなどの注意点も掲載。
・漢字の持つ意味ごとに熟語をわかりやすく分類してある。
・ことわざや慣用句、四字熟語など、漢字の知識が広がるコラムがついている。

3.おすすめの漢字アプリ 

サブスクリプション全盛の今、辞書でもそれが可能になりました。このDONGRIは、学校で取り入れられている実績をもち、ライセンスを購入すれば、iOS、Android、Windowsのネイティブアプリで同時に3台まで利用できます。販売は1年、6か月、3か月のサブスクリプションで、必要に応じて小学館の例解漢字辞典のほか、古語辞典や英和辞典、百科事典など44タイトルから選ぶことができます。

デジタルネイティブのお子さんたちには、使いやすいツールとなるでしょう。

・最大20件までタブに残り、学習中に何度も調べ直さなくてよい「タブ機能」
・学習の振り返りに役立つ「しおり機能」
・調べた語句に書き込みできる「メモ機能」。

まとめ

漢字辞典を選ぶポイントと、おすすめ漢字辞典をご紹介しました。まず見た目にイラストや写真が多く、文字数がなるべく少なく簡潔にまとまっているものを選ぶと、とっかかりをつかみやすいので、いろいろと参考にしてくださいね。

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