海外から日本の教科書を手に入れよう

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海外に在住の日本国籍を持つお子さんには、毎年2回春(例年3月頃)と秋(9月頃)に、無償で小学校と中学校の全科目の教科書を配布してもらえます。海外で日本語教育を続けるにあたって、とてもありがたいのですが、締め切りが半年前とかなり早いのと、いくつか注意する点があります。

今回は、ご自身で教科書を配布してもらう場合の手続きの注意点をまとめましたので、ご参考にしてみてください。
補習校に通われている方は、そちらで取りまとめて新学期に配布されますので、確認してみてください。

目次

1.教科書配布の概要

毎年、春(3月頃)と秋(9月頃)の二回、管轄地域の領事館にて、義務教育学齢期(小学校、中学校)のお子さんを対象に教科書の無償配布をしてもらえます。

対象となる人

●海外に居住している義務教育学齢期の子女で、日本国籍を持ち(重国籍者を含む。)、海外に長期滞在する子女。
●永住者で将来日本で教育を受ける、就業する意思を持つ子女。


ということですが、日本国籍があり、日本語を勉強する意欲のある方であれば、申請して教科書を無料で配布していいただけます。

2.申請について

申請先: お住まいの地域を管轄している在外公館
申請費用: 教科書自体は無償ですが、送料・手数料等は申請者が負担
申請時期: 通常、配布の半年前
      【春(3月頃)分の申し込み→前年9月  /秋(9月頃)分の申し込み→前年3月】※申請時期がかなり早いので、特に新一年生となる方は注意しましょう。

申請時期が半年前とかなり早いので、特に新一年生となる方は注意しましょう!

3.受け取り方法

1.領事館へ直接取りに行く

「教科書配布申込書」(※1)をダウンロード、必要事項を入力し、領事館教科書担当へメール又は郵送する。

2.郵送してもらう

事前に申し込み、送料を負担すれば、自宅に配送してもらうこともできます。
各領事館のホームページをご確認ください。

【ドイツ・ミュンヘンの場合】
 「教科書配布申込書」(※1)及び「PAKETMARKE 9.49ユーロ・10kg(受取人・差出人、バーコード等が印字されたもの)」(※2)を、領事館教科書担当へメール又は郵送する。


・受取人(Empfaenger)は申込者、差出人(Absender)は総領事館とする。
・PAKETMARKE購入時に記入するメールアドレスは、全て申込者の使用している本人宛のメールアドレスを記入する。

「教科書の配布及び申込みについて」はこちらから。

(1)、(2)とも2023年の提出期限は4月19日(水)必着です! 
ご注意ください。

4.教科書配布申し込みの注意点

教科書申請については、以下の点に注意しましょう!


1.申請時期が早いので、新一年生は特に注意が必要。
2.後期教科書の配布は、小学1年生~5年生のみ。(6年生は要確認)
  ※小学6年生の後期教科書配布の有無は、2023年度は未定とのことですので、各領事館のホームページを確認してください。
3.前期(春/3月頃)後期(秋/9月頃)の配布があるが、それぞれ申し込みが必要
4.中学校は通年用のため春の1回のみ配布がある。

ご家庭での日本語教育にあると便利な教科書。国語だけでなく、全教科の教科書が入手できるので、日本の文化や価値観、多面的な学びにもつながります。海外にいても無料で配布してもらえますので、手続きを忘れずに、学習に役立てましょう!

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