海外にいながら、毎月定額で日本の本を大量に読むことのできるKindle Unlimited。200万冊以上の本を月額980円で読み放題のサブスクリプション。
大人の本だけでなく、雑誌や漫画、ティーン向けの本や絵本も読むことができ、海外在住者にとっては今の時代、必須ともいえるシステムです。
できるだけ多くの本に触れ合う、音読するということは、バイリンガルキッズの日本語教育に欠かせない勉強法。そのKindle Unlimitedで読める本の中から、今回は幼稚園~小学低学年まで向けのものをピックアップしました。
まずは30日間無料でお試しできるので、ぜひ登録して日本語学習に活用してみてください。
運が良ければ、条件にもよりますが2か月99円などのキャンペーンもあるので、それを狙うのもいいですね。
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1.本選びのヒント
マタニティの時から胎教として聞かせ始めてもよいし、夜の読み聞かせなどで日本語教育のスタートに欠かせない絵本。紙をめくる楽しみや、実際に印刷された色や触った感覚などの良さは代えがたいものですが、海外住みの場合、いつでもどこでも手に入るわけではないので、電子絵本が読める今の時代、両方のいいところどりで生活の中に取り入れたいもの。
Kindle Unlimitedでも、数多く読むことができます。
本を選ぶ際には、以下の点に気をつけるといいでしょう。
1.文字数、文字の大きさはどのぐらいか
2.ひらがな、カタカナの割合はどのぐらいか
3.漢字のレベル (小学生以上の場合)
4.ふりがなの有無
5.イラストのタッチ
6.どんなテーマか
このような点に気をつけて、年齢、学習進度に応じて、文字数が少なく、絵が多い絵本から始めて、ひらがな、カタカナの割合が多いもの、漢字と無理なく、順番にステップアップしていきましょう。
2.おすすめの絵本【STEP1】
マタニティの時から胎教として聞かせ始めてもよいし、夜の読み聞かせなどで日本語教育のスタートに欠かせない絵本。紙をめくる楽しみや、実際に印刷された色や触った感覚などの良さは代えがたいものですが、海外住みの場合、いつでもどこでも手に入るわけではないので、電子絵本が読める今の時代、両方のいいところどりで生活の中に取り入れたいもの。
Kindle Unlimitedでも、絵本も数多く読むことができます。
1.くれよんぐりぐり
・ひらがなのみ
・カラフルな色のイラストで、日本語の基本、色の名前を勉強できる。
・41ページ
・WEB版でしかけはないものの、ページをめくるたびに様々な色が飛び出してくるので、ワクワクドキドキ、一緒に楽しめます。
2.むれ
・ひらがなのみ
・39ページ
・イラストのかわいさや間違い探しをしながら読み進められるわくわく感も魅力。
・平易な表現ながら『一匹』『一頭』『一羽』など、海外在住キッズにとって難易度の高い『ものの数え方』もさらりと導入しているので聞きなれることができ、また一緒に数えることで自然と数え方のリズムが身に付く。
・ページをめくるたびにいろいろな発見のある絵本。
・第12回MOE絵本屋さん大賞2019新人賞第1位を獲得。
この『ものの数え方』は、年齢が上がれば上がるほど覚えるのが難しくなってくるので、できるだけ小さいうちから考えずに言えるようになっておきたいものですね。
3.いちにち
・ひらがなのみ
・39ページ
・基本的な日本語の単語、日にちのいい方などが含まれている。
・イラストが豊富で、それぞれのものの名前を保護者の方が問いかけたり、質問したりしながら進めるので、飽きずに楽しめる。
4.あいうえおのき
・ひらがなのみ
・初めてひらがなを見るお子様にもおすすめ。
・3~6歳幼児向け知育絵本シリーズ「えほんのき」
・2匹のおさる「ももた」「ももち」といっしょに、「あいす」の「あ」から「わたがしをぱくん」の「ん」まで、あいうえおの基本を、かわいいイラストで学べる絵本。
・何度も読むことで、日本語の音感が楽しみながら身に付く。
5.でこぼこホットケーキ
・ひらがな、カタカナ
・28ページ
・双子のはりねずみのイラストがかわいらしい。
・表現や用語が簡単すぎず、ものの名前やオノマトペが出てくる。
3.おすすめ本【STEP2】
次に紹介するのは、ひらがな、カタカナの文字、イラストが多めの小学低学年向けの本です。
1.じゃがいもへんなの レアキッズのための絵本
この世界は「ヘン」で「ステキ」な仲間で溢れている!
6カ国を移り住んだ著者が描く、違う国から来た人やものを大切にすることを教えてくれる絵本。
「みんな大好きなじゃがいもが、200年も嫌われてたなんて へんなの~~~!」
南米からヨーロッパへわたったじゃがいも3兄弟が世界の人気者になるまでの物語。
・ひらがな、カタカナ、低学年の漢字(ふりがなつき)
・『せっとくする』『いきぐるしい』『ひょうきん』など難しめの言葉が出てくるものの、かわいらしいイラストで、ふりがなもふってあるので、自然と読めてしまう工夫がされている。
・4000メートルなど具体的な数字や、歴史に基づいた内容で、楽しみながら勉強できる。
・『からあげビーチ』『ヒミツのひだりききクラブ』に続くレアキッズ応援絵本シリーズ第3弾!
2.さかさま
あらすじ
「赤い星」と「青い星」の人々は、それぞれ幸せに暮らしていました。
しかし、しだいに隣の星からくる匂いや煙が気になってきました。
幸せな生活を取り戻すために、どうすればいいの――?
美しいイラストとそれぞれのお話が、上下2つのストーリーがさかさまになっているレイアウトで進んでいく斬新な絵本。向かい合ってそれぞれの物語を読み、そのあとひっくり返してもう1つのストーリーを読むことができ、それぞれにお互いの立場や主張がある、ということを思いやり、考えることができる本になっています。
・ひらがな、カタカナ
・イラストの美しさ、様子を表す言葉を豊かな表現で用いた文章。
・カタカナも多く出てくるので(ふりがななし)、カタカナ学習の定着にも。
・第6回リブロ絵本大賞 第7位入賞!
・第50回造本装幀コンクール 入賞! (日本印刷産業連合会会長賞受賞)
3.ポポくんのひみつきち
あらすじ
「どこにつくる?」「どんなかたち?」とポポくんと友だちが相談しながら作る木の上のひみつきち。材料をあつめてはこび、骨組みになる木をむすんで、入口と窓枠を作って……最後に扉をつけたら完成!ところが大雨で他のお友達も流れてきて…
・ひらがな、カタカナ
・42ページ
・かわいらしい、カラフルなイラストで、楽しみながら日本語に触れられる。
・オノマトペや気持ちを表す言葉などの豊かな表現を学ぶことができる。
・ツリーハウスのなかでの特別な体験を通して、五感を刺激する好奇心が芽生える絵本。
4.ししにゃいとお正月
あらすじ
お正月の我が家へ突然やってきた、謎の生き物「ししにゃい」。ぼくと家族は一緒におせちを食べたり、お正月あそびをし始めます。果たしてその驚きの正体とは…!?
・ひらがな、カタカナ(ふりがなつき)
・32ページ
・日本らしい風景、食べ物が満載
・日本語だけでなく、迷路や福笑い、探し絵なども楽しめる。